20世紀フォックス社のロビーにて
このCruiseとDiazの映画だったらどんなに良かったか
知り合いにとある映画のスクリーニング(試写会)に誘っていただいた。
まだその映画を世に出すかどうか否かという段階で、人々から意見を率直に言ってもらってその是非を決めるという、面白い企画の試写会だったのだけど・・・。
それが・・・
人生の貴重な1時間20分を返して欲しいっていうシロモノだったわ。
ストーリーラインの甘さ、演技の下手さ、音楽の趣味の悪さ、すべてにおいて作る意味あったのかしらん?って思う内容だったの。
映画しろーとのあたしが言うのもなんだけど、こんなしろーとも騙せないようじゃ駄目だわよ。
さらにはその制作費が16億円って聞いてびっくり。特撮とか全くなかったのによ。
16億円ってどうよぉぉぉ!(涙)
上映後、全員(約30人)が質問評に書き込んでたんだけど(名前は書かず)、うちのおさーんの書いてる内容をチラと見たら、「最高」から「最悪」までの5段階評価全てに「最悪」を付けている(爆)。
あたしゃ「この映画の良かった点を率直に書いてください。」って質問に、大文字で
「そんなもんちょっとでもあったと思っとるんかぁ、ごるぁぁぁぁ!」って書いちゃった。
その後監督とのディスカッションが予定されていたのだけど、みんなそれブッチしてそそくさと帰っちゃったの。ちょと可哀想。
あたしこれまでの長い人生で行きたくもないのにお義理で演奏会やらバレエの発表会やらに作り笑顔で行ってたけど(しかも払って)、この試写会のあとで「金輪際そういうことはやめよう」って心に誓ったわ
(*よほどの義理と愛がない限り)。
上から目線で本当にごめぇあそーせ。
行きたいものだけに行かせていただきます。
「この演奏会orバレエの発表会が見たかったから来ました」という精神ってエンターテインメントに対して最初にはらうべき礼儀だと思わない?
納得いかないものを見るんだったら、友人とご飯食べて
(それがたとえマズい飯でもよ)おバカ言ってる時間のほうがよっぽど貴重だと、中年になったから言わせてちょうだいね。
かんにんえぇ
(京ことばで緩和)。
ちなみにあたしが今まで見た映画で最悪だったのは、忘れもしないジョアン・チェンが監督した
「Autumn in New York」 (ちょっと、IMDb☆4つってどういうこと?ゼロでええわよゼロで)ポップコーンとコーラの紙コップをエンドロールに投げそうになったもんね。
ウィノナ・ライダー、リチャード・ギア
(こいつはしょうがないか) 、エレイン・ストリッチ
(レジェンド)使ってこれだけのもんしかできんのかっ、チェンっ!
あぁ、思い出したらまた腹立ってきたわ。
ちなみに今日誘って下さった方からお詫び言われた。その方のせいじゃないのに。
で、さらには
「あなた達二人『年齢』の欄にちゃんと正直に40歳以上に○付けてたから、まぁちゃんとおさーんがどの書評書いたか、プロデューサーと監督にもわかっちゃった。まぁちゃん達以外は全員20代だったのよ。」だと。
Ω\ζ゜)ちーん
Ω\ζ゜)とーん
Ω\ζ゜)しゃーん