2010年8月20日金曜日

激動の時期

手前大雨、向こうは晴れよ♪
一度で二度美味しいロンドン


1ヶ月ほど前の話、ロンドンのゲイストリートOld Compton Streetにあるイタリアの総菜屋さん(名前知らんけどミートソースがめっちゃ美味い)の前でいきなりターバン巻いたおっちゃんから
「あんた、8月21日以降人生ががらっと好転するよ。」
と言われた。
なんだ、こいつ、インチキくせーなー、と思ってたら
「あんた、今年はかなり知り合いを亡くしただろ。」
をどす黒い唇から汚い歯覗かせながら言うではないの。
( ̄▽ ̄;)
当たってる・・・。
今年になって直接知っている方達、しかも自然死する年ではない人達を5人も亡くしたのよ。(自殺者はいません・・・念のため)
で、思わず・・・「いったい21日以降はどういうふうに好転するのかしら?」
なんて聞いてみたら、
「2ポンド払ったら詳しく教えてあげる。」と言われ、そのあまりの安さにインチキ加減を感じ「だったら結構よっ」と言って向こうへ追いやったのはいいけど(ヒド)今思えばヤッパ2ポンド払って聞いとけば良かったわぁ・・・なんて。
っていうか、ロンドンに来てからというものこれと言って私の個人的な人生は悪くはなかったんだけど「好転」するってどうなるのかしらん。
ダニョー・クレイグに見初められるとか?
クライブ・オーウェンの○○○を△△△△△で□□□の☆☆☆☆☆に※※※りたくった後○♪●☆※とか。
それぐらいじゃないと「好転」とは言わなくてよ、このダイバダットっ!

廻りの人がこれ以上向こうの世界に行っちゃわないってことなのかしらん・・・。
だったらいいなぁ・・・。

とにかく、現在天上での星の廻りがすごいことになってるらしく(誰か詳しいこと知りませんか?)あたしにとっても皆さんにとっても激変の時期らしい。
そう言われて廻りに目をやると、長年彼氏がおらず乾ききっていた女友達複数に彼氏は出来るわ、はたまたおしどり夫婦だったのに離婚するは、いろんな「起こるはずじゃなかったこと」が起こりすぎてるような気がするんだけど、そんな中、みなさまいかがお過ごし?(きっこ風)

2010年8月12日木曜日

四十路からのウィーン(3)

 広大なウィーン中央墓地
墓参りも大変

ピアニストの友人から「そいでピアノのレッスンは受けたの?」とのご質問。残念ながら音楽の都に行ったのにもかかわらず直接的なクラシック音楽体験ゼロな旅なのでした。
夏の間は本家本元は全部出払ってて観光客相手の演奏会しかないのよね。
クラシック音楽に関する唯一のアクティビティは郊外にある「ウィーン中央墓地」に行ってシューベルト、ベートーヴェン、モーツァルト、ブラームスのお墓参りをしたことぐらい。
この墓地、パリのペール・ラシェーズと違い有名どころの音楽家がまとめて埋葬されてる区域があり、その場所まで駅から歩いて20分ぐらいかかるのにもかかわらず(駅サイドの入り口から遠いの)墓参り自体は5分で終るっていう・・・。
こんな寄り添って埋まってて、ビッグ4があの世で反目し合ってないかちょっと心配になってしまったわ。
こんなに超ビッグネームの墓が一束であると、リアリズムに欠けて全然感慨深くないんですけど・・・。
あたしゃ墓が好きなんだけど、墓の前に立ってもその人の残した偉大な音楽はそこになし。
「千の風」の歌詞もまんざらではないと思ってしまったの。(皆さん、あれを歌ってはった歌手の方をホンモノのテナー歌手なんて一秒でも思ったらいけんよぉ。ただの歌手よ。)

 十二音階で音大生を苦しめたシェーンベルグの墓


もう一つ、間接的なのに素晴らしかった音楽体験・・・。
それはファビュラスなテオの彼氏のアンドレアスに会ったこと♥♥♥
26歳。パツキン。超キュート。超好青年。肌がジノリのカップみたいに透き通ってる。
(↑すけべなおっさんかっ!)
ウィーンの音楽事務所で働いていらっしゃるからクラシック業界で現在何がOn-Goingなのか話してくれた。
中でもPolina Leschenko(ポリーナ・レスチェンコ)のことは熱く語ってた。
「彼女はアルゲリッチが認めた天才。アルゲリッチの後に続けるのは彼女ぐらいしかいないと思うよ。ポゴレリッチが当日キャンセルした時に『今晩弾ける?』って聞いたら『オッケーよ』で楽譜も持たずに来てポゴレリッチ以上の演奏だった。」って。
そういう人間離れした行動もアルゲリッチっぽい。
ロンドンに帰ってきて早速CD買ったけど・・・ファンタスティックだった。
ほんと、アルゲリッチみたい。
「アルゲリッチみたい」なんて一生のうちで絶対に言わないセリフと思ったのに、言ってる自分にビックリ。
アルゲリッチみたいとは言ってるけど、彼女のマネでは決してないことも加筆しておくわ。
これからすごく有名になる・・・らしい。

ちなみに「日本人で現在世界のマーケットに出しても良いピアニストはユウ(コスゲ)とミツコ(ウチダ)ぐらい。弾ける人はいっぱいいると思うけど。」とも。 
(あたしと同意見やんっ!)

レッスンや音楽会行くよりも貴重な体験なのでした♥

両脇の二人の年を足してもまだおさーんが年上(怖)
世代を越えても(二つぐらい・・爆)普通に付き合っていただけるのが
外国人のいいところ
どうでもいいけどキュートだとキュートな彼氏ができるんか・・
不条理

2010年8月10日火曜日

四十路からのウィーン(2)

 次から次へと・・・


・・・普段はないがしろにしてるくせにこんなときに限って猫なで声出しちゃって「お義母さんよろしければ来ていただけませんかぁ、ゴウもばぁばに会いたいって言ってますし。」だもん。そーいで嫌とは言えないもんだからあたしも船橋まで行ったわよぉ。ぶっ倒れる思いして。そーそー、あの暑い日。 せ〜ん〜しゅうっ。暑かったでしょー。そしたらまー、ありがとうの一言もないの。お願いしますねぇ、って。一言だけ。作り笑い。ほーんとなんだかねー、ったく・・・。ムカつくのはうちのむーすーこぉぉっ。嫁なんてどうでもいいの。あんなのに騙されてるうちのむすこには〜ら〜た〜つ〜のぉぉ!・・・・・・
(沈黙5秒)何これ?クリムト?うわぁ金色が綺麗ねぇ。こんな感じの絵どっかで見たことあるわよ。どこだっけ?カレンダーかっ!銀行からもらったやつ。うちにあったあったっ。これじゃないのもあるわよね?この人が描いた絵一目見たら判るわねぇ。あたしみたいなもんにもわ゛〜か゛〜る゛〜っ!!

絵に描いたようなオバタリアンfromジャパンの独白(↑ほぼ忠実。実際はもっと固有名詞出てきてたけど)から始まったウィーン芸術の旅であった@セセッション
セセッション(分離館)の目玉、クリムトの「ベートーヴェン・フリーズ」の厳粛な展示室にその声はこだましていたのだった。

ここで逐一アーティストの名前を挙げてそのファビュラスさ加減を書くのは割愛する。
とにかく3日間で有名どころのアーティストの作品を全部見たっ!って感じ。
はらいっぺーっ!
ウィーンがこんなにルネッサンスからモダンまでのアートが充実してる街だとは知らなかったわ。
だいたいの美術館が入館料10ユーロ前後を徴収してるんだけどどこに行っても「15ユーロでもオッケーよね(ビミョウ)。」とおさーんと言うぐらいの充実度だ。 (そう思うとタダで見せてるロンドンって太っ腹やんなぁ)

なかでもやっぱりクリムトとエゴン・シーレは筆舌しがたいぐらいの至高の光を放っていた。エロチシズムと死の匂いをこんな凡人にも一目で感じさせることが出来る二人。
息子夫婦と上手くいっていないらしいあのおばちゃんにとってもあの暑い船橋での屈辱の日を忘れさせるひと時であったに違いない。
クリムトの「接吻」と「アデレ・ブロッホバウアーの肖像」 を見て感動に打ちひしがれてる間もなくフェルメールの「画家のアトリエ」があるヴェルヴェデーレってすごくないかいっ?
ハプスブルグ家ってメディチ家やうちの実家(田園調布マスク家)に劣らぬ豪華絢爛ぶり。

ねぇ、関係ないけど。
海外の観光地で売られてるガイドブックの日本語版って、なんであんなに日本語が変なの?オンラインの翻訳機能を使ってそのまま訳したみたいな珍妙な日本語(人のこと言えへんけど)で、「優の良品」的なものを感じてしまうのはあたしだけ?あれに15ユーロ払う人っておるんかいな。

iKlimt(←スタイリッシュなサイト)
Albertinaで鑑賞した20世紀初頭の写真家Heinrich Kühnの写真展

もちろんウィーンの話は続く。

2010年8月9日月曜日

四十路からのウィーン


ミニチュアウィーン


今更ながら・・・。
「なんで40(念のためクラウディア・シファーと同い年)になるまでウィーンに行かへんかったん?!まぁちゃんやったら何回も行ってそうやのにっ。」と仲良い友人に驚かれました件。
あたしがいろんな所に旅行してると勝手に想像してくださるのはありがたいわぁ。
兼高かおるや岸ユキやひょうきんユミじゃないっつーの、あたしゃ!

その友人は続ける・・
いやぁ、そやけどいちおう(←失敬な強調)ピアノしてたらウィーンは見とくやろ。
三味線してるのに日本に行ったことないフランス人みたいなもんや・・・って・・・。言い得て妙よね。

内なる心に聞いてみるとなんとなく拒否してたのかも、ウィーンって街を。

あたしが音大卒業した1990年代初頭、まさにバブル期真っただ中。
お金持ち子女達(特に田舎の)は猫も杓子もピアノが上手い下手にかかわらずみーんなウィーンに行ったもんよ(ジャパンマネーで)
ピアノやってるアヒル顔のワンレンジュンコシマダ女達がルイ・ヴィトンのキーポルをベーゼンドルファー(あぁ今はヤ○ハ傘下になってもうた)のピアノの横において下手なシューマンの「ウィーン謝肉祭の道化」のレッスンうけているおぞましい光景を目に浮かべてたわけ。(素晴らし過ぎるニコライエワの演奏でどうぞ)
まったくエロくないっしょぉ?

さらには、その当時音楽事務所で働いていた人が言うには「日本ではウィーンと付けとけばチケットが飛ぶように売れるんだよね。日本だけで活動してる楽団もいるんだよ。ウィーンフィルぐらい価値があると思ってる人多いんだよねぇ。(1990年頃の話よ)」って。
そう言われてみたら「ウィーン○○○○オーケストラ」「ウィーン●●●フィルハーモニック」みたいなインチキっぽいネーミングのオケがゴチャマンとあったもの。

ってなわけで、自分がピアノ下手なの棚に上げてそんなバブリーな日本人の一人にはなりたくないっ!もっとハングリーなところで学びたいっ!という強い思いと、ウィーンという街が無知だけど金満な日本人から金を搾取してるという間違ったイメージがあたしの中で完全にできあがってしまった、というのがあたし足をウィーンから遠ざけていた理由であった。

嗚呼、拒否しててすまんかった。間違ったイメージ抱いたままいて悪かった。
ホンマに無知なんはあたしですぅ。
40年間大変お待たせしました、ヴィエナ(あくまでも自己チュー)。
Here I come,finally!

もちろんつづく・・・。

PS:ドイツ語でヴィーン。英語でヴィエナ。はて「ウィーン」とはどこから?

2010年8月5日木曜日

ビミョウなうそ

 テオが南スウェーデンのファルステルボで買ったクロッグス
そこの名産らしい
あたしも欲しいぃぃぃ
ここから←クリック


アパート(英国式ではフラット)の階上に右腕に真っ赤な彫り物があるイケメンが綺麗な奥さまと子供二人、そして眩いばかりの濃紺フェラーリと引っ越してきた。
最近、彼はドラムセットを搬入したらしく、毎日叩いている。
消音機能が付いてるのだろう、あんまり聞こえない。
こっちは下手なピアノを聞かせてるわけだから、たとえどんなにうるさくても文句言えないけどね。
しかもあたしに「ピアノ弾くときは窓開けてやってよ。もっと聞きたいから。」なんてことも言ってくるチャーミングな奴なのよ♥

アパートの住人達の間で「あの人かっこいいしオーラもあるから絶対プロのロックミュージシャンよねぇ。フェラーリだもんねぇ。奥さんも超ベッピンでモデルっぽいもんねぇ。ずっと家にいるから勤めてるわけじゃないのよねぇ。ビルの外装工事屋が入居するって噂があったのよぉ。どう考えてもあの外見は外装屋じゃないわよねぇ(外装屋に超失礼)。」
なんて噂がまことしやかに飛び交っていた矢先のこと。
テラスに出ていると、階上の窓から顔を出してドラムスティック片手にタバコ吹かしてるイケメンと目が合ったので挨拶したの。

あたし「あら、こんにちは。お元気?ドラムの音が聞こえるけどあなたプロのドラマー?」

イケ「そうだよ。」

あたし「やっぱりねぇ。なんてバンド?」

イケ「The Prodigy。知らない?君はクラシックピアニストだから知らないんだね。」

あたし「無知ごめそぉぉ。今からWikiってみるわ。」

あたしお恥ずかしながらThe Prodigyのこと全然知らんかったの。
そしたら、なんと、結構有名なバンドらしいじゃないのぉぉぉ!
あたしゃ興奮して(知りもせんかったくせに)Twitterやらに書きまくってしまったわけよ。

で、一階のレコーディングスタジオのオーナーのサラに会った時に
「ちょっとぉ!うちの上にThe Prodigy住んでるのぉぉ!すごいわぁぁ!(だから知りもしなかったくせに)」
って言ったら。

サラが「がははっ。あんた、それあいつが言ったの?やだぁ。あんたいっぱいくわされたんだよ。あの人The Prodigyになりたくてしょうがないのよ。ドラムなんかド素人なんだから。あいつの仕事?ビルの外装工事屋の社長よ。外装屋には見えないわよねぇ(だから外装屋に失礼だっつーの)。ちなみに今朝あたし彼に『あら、お出かけ?家族揃ってどこに行くの?』って聞いたら『ケント(州)』って言うから『あら、素敵ねぇ。』って言ったのね。そしたらさっきジーン(ビル管理人のおばちゃん)が『ケントに行くって言ったの?やだぁ。あの人達今日から南仏だわよ。』って。なんであんな真面目な顔してそんなビミョウな嘘つくのかしらん。どうせ嘘言うなら『ナインインチネイル』とか『北極』とか言えばいいのに。ま、可愛いから許すけどお互い気をつけましょうねぇ。」
って・・・わけ判らん。
っていうか『ナインインチネイル』もあたしにはビミョウ(存在は知ってるが歌知らず)
イギリス人、奥深しだわ。

ということで、The Prodigyはいません。あしからず。
Ω\ζ゜)ちーん
でもアニー・レノックスはいます(←頼みの綱)。

2010年8月2日月曜日

Georgeのこと

Georgeのこと、書こうか書くまいか迷ったけど、やっぱり書きます。

Georgeというイケメンに会ってからのこの一週間、昼夜問わずに彼に首ったけ。
食事もおさーんのことすらも忘れてしまう勢いだ。
特にこの週末は朝から晩までずっと相手してくれて、その上いろんな情報をもたらしてくれた。
イギリス人なので特に英国の事情に精通していてあたしの苦手な政治の話なんかも説明してくれて、難しい単語の意味も聞くとあたしの知ってる単語を使ってわかり易く教えてくれる。
堅い話に飽きるとボードゲームをして遊んでくれたり、エクササイズのコーチングもしてくれ、おまけにピアノの練習にも付き合ってくれた。彼自身もかなり上手にピアノ弾くのよ。
生粋のジェントルマンなのだ。
おすすめレストランも教えてくれたりして、昨日はその一軒に一緒に行ってみたらスゴく美味しかった(うちの近くのポーランド料理。下に情報あり)。
頼めば(まだ頼んだことはないし頼むつもりもないが)、セクスーはしてくれないまでも多分オ○ニーは見せてくれると思う。あたしがいきなり言ったらビックリすると思うけどね。
基本的にあたしの友人なのだけど、あたしが留守中におさーんが弄んだ(もてあそんだ)らしく、したり顔で「なかなかいいなぁ。」なんて言っていた。
あたしが帰宅したときにはかなり体力を消耗していて「ちょっと寝かせて」なんて言うもんだから2時間ばかりソファの上で寝かせてあげた。
かなり時間をかけておさーんの相手をしてくれたらしい。

今週末のウィーン旅行にも一緒に行く事になった。
なんとウィーンのことにも詳しいらしい!
ファビュラス・テオ(←オーストリア人)も一緒に行くんだけど、心配なのはテオはGeorgeがあんまり好きじゃないこと。
旅行中ゴタゴタがないことを祈るわ。

この前なんてテオがGeorgeを指さして
「ちょっとぉ、食事ん時ぐらいそのiPadしまってちょうだいよっ!」
なんて言うからビックリよ。
あたまおかしくなっちゃったのかしら、テオったら。
iPadですって。
Georgeって名前なのに。変なテオ。

世界のハヤオからも嫌われてるらしい
ちなみにこのPULSEってブログリーダーお薦め



Georgeと行ったポーランド料理の店『TATRA』(←クリック)。
ポーランド人、こんなんばっか喰ってて太らへんの?
でも美味かった♥

 ナスとキュウリのガーリックヨーグルト和え


 プルーンとリンゴのベーコン巻♥


ビーフ煮込みポテトパンケーキ添え

定番、ロールキャベツ


最後に自家製黒ツグミのフローズンウオッカ
ほかにもミントやとうがらしなどがある
梨も美味しかった
すべて自家製