2012年4月27日金曜日

チャイナタウンでよろめいた

散歩しながら過去のページをめくる

ロンドンのお友達のどどんちゃんが「人はどういう時に泣くのか。果たして悲しかったり寂しかったり歓喜に心躍らせた時のことを思い出したら涙は出るものなのか?」という面白いお題でご自身の連続ツイートに記されていて、それと主旨はちょいとズレるのですが、いったいあたしは過去にあったどの出来事を思い出した時に泣けるのかな、とこれを良い機会に(?)考えてみたの。

さまざまな思い出深い話を「これはまぁまぁ泣ける」「あの時は泣けたのに今思い出すとドッチラケ」「これは逆にドラマチックすぎて泣けない」と丁寧に記憶のファイルを整理していたら(暇)あるエピソードを石でガツンっ!と頭殴られた如く思い出し、このスウェーデン王宮に響き渡る声で大泣きしてしまったのでした。

ニューヨーク在住のお釜友、まーこちゃんのお話。
ご本人、こんなことすっかり忘れてると思うんだけど・・・。

あたしが麻布に住んでた5年ほど前、まーこちゃんがお仕事(CAなの)で成田のフライトがあった時、 ちょうど中間点(かぁ?)の上野で待ち合わせて「伊豆栄」さんのウナギを食べに行った時のこと。

あたしたちの席の隣に中年夫婦とそのどちらかの母親らしきお婆さん(かなりお年をお召しになっていらした)が座って、何喋るでもなく淡々と食事をしてたの。

あたしたちはこちらで盛り上がってて、特にあたしはウナギとまーこちゃんのオモロい話に夢中でその3人がいたのはわかってたけど全然気にも止めてなかったの。

ほどなくしてその3人の食事が終わり、中年夫婦はさっさと立って帰りかけてるのに、そのお婆さんが掘りごたつから立ちにくそうにしていらっしゃるのよ。
足腰がまだピンピンしてるあたしでも立ちにくい掘りごたつだから、ご老体だったらさぞかし大変なのだったのだろうと思うわ。

で、それまで昭和のアイドルネタ「いやだっ、まこじゅ(☜あたし)『相本久美子のチャイナタウンでよろめいて』知らないの?!あんな名曲知らないなんてっ、しんっじられないっ!いやだっ、いやだっ、いやだっ(☜口癖)。」なんて話とかしてたまーこちゃんがいきなり
がばっ!!と立って、立てずにいるお婆さんのところまで行き、後ろからすぐ抱えられるような体制をとり、店内に轟くアメリカ仕込みの超キャビンクルー声で
「お立ちになれますか?手お貸ししますね♡大丈夫でいらっしゃいますか?」
と言ったの。
あたしゃ一瞬何が起こったのかわからず・・・。ビックリ・・・。
お婆さん、嬉しそうに照れて「すみません・・。」って。
「あらぁ、大丈夫よぉ。立てますかぁ?」と、立たせてあげながら言うまーこちゃん。
そのご夫婦も離れたところから「あ、すみません。」と頭を下げていらした(人にお礼を言えるような人達で良かったぁ・・・)。
あたしゃびっくりでまーこちゃんに「まーこちゃんエラいわねぇ。このアスファルトジャングル東京でなかなかできるもんじゃないわよ。ちょっとあたし感動しちゃった。」みたいなこと言ったら、
「いやだっ(☜口癖)あぁいうの自分の母親と重ね合わせちゃって、見てられないじゃないのさー。他人はやらないとかどーでもいいの。いやだっ!(☜口癖)なんで恥ずかしいのさー♡うふふふふふふふ。」 と何気なく。

この話思い出したら自分の父親が死んだ時のこと思い出す以上に泣ける、なぜか。
で、冷静になんでこんなに泣けるのか解析してみたら・・・

① まーこちゃんの威勢におされて何もできない自分。しかもそのころ東京で小さく収まってた自分にいきなりニューヨークサイズのとてつもないデッカいもの見せられたようなきがして、非常に恥ずかしい。
② 息子夫婦らしい人がいるのにそんなもんまるで見えないように、ただそこで立てずにしているお婆さんだけに集中してたまーこちゃんがすごく逞しく誇りでもある。そんなこと屁でもないようにやってのけた。
③ 声をかけてもらったお婆さんも嬉しそうにしていた。
④ いつもまーこちゃんは年寄りとかに優しい。(イケ好かないビッチには厳しいがw)
⑤ その後頼んでへんのに上野の「熊専バー」に連れて行ってくれた(意味不)。その時の髭のママ(ママというよりはパパって呼びたい)の手作りナポリタンの味も一緒に蘇り。
Ω\ζ゜)ちーん

以上の5点+αがアラベスクのように脳の海馬で絡まり合い、あたしに怒濤の涙を流させるのである。
多分他人が聞いたら、ばーさんをオカマが助けたというふつーの美談だろう。
でもあたしには特別な時期に体験した極めて特別な出来事で、脳のデリケートな部分(うふん♡)に思いっきりタッチしてくる。

関係ないけど、そもそも日本古来から言われ続けてる「男らしさ」っていったい何なのかしら?昔はそりゃ「男らしく立派な男」が多かったのでしょうけど、今ってなんとなく小さくまとまっちゃってない?
しかもこんなまーこちゃん(まぁあたしもだな)のことかを「おかまでキモイ」とか心なく言うやつもいる昨今。
政治もオカマ(まーこちゃんとかマツコとか)やオバサンにまかせておいたほうがいいんじゃないの、エキゾチック・ジャパンっ! ってこと大声で言えたらどんだけ素晴らしいかしら(爆)。
 男で小さくまとまるぐらいならデッカいオカマになったほうがいいんじゃないの?と、あたしが言ってもずぇんずぇん説得力ないし極論だよなー。がはは。

I'm so proud of him.
ということで、まーこちゃんの飛行機に是非乗ってみてください♡


ちなみに、どどんの連続ツイート もどうぞ(☜クリック)

2012年4月24日火曜日

マルメのええところ♡(その1)

食い物が美味すぎるミラノから帰って来てからというもの、マルメのレストランの味がどれも大味に思え、ちょいとばかし落ち込んでおりました。
ここの食べ物、けっしてマズくはないんだけど(☜ここ強調)まぁまぁのレストランでも税金のせいでべらぼうに高く、そうそう行く気にならないの。
かといっていつもIKEAのミートボールばっか喰ってたらデブ山ブタ美になっちゃうし(って、もうなってるじゃんっ!ってツッコミ四方からTack!☜スウェ語のありがとう)。
どちら様かスコーネ、もしくはコペンハーゲン在住の方が読んでくださってたら是非美味しくコストパフォーマンスがいいレストラン教えてちょうだい。

でもよ、でもさ、そんなスコーネ(つかこのコペンハーゲン都市圏)にも欧州一の大都会ロンドンはおろか、美食の国イタリア、食通揃いの街トキオに勝るとも劣らないものがあるっ!!!

それは・・・コーヒーよっ!!!(絶叫)

スウェーデンでは午後のティータイムのことをFikaと呼び、皆さんシナモンロールやセムラなどのペイストリーと共にコーヒーをいただくならわしが。中には紅茶派もいるだろうけど、コーヒー派が圧倒的らしいの。
コーヒーならフィルターからエスプレッソまで、ハッキリ言ってどれもお味がまろくて、まいう♡(ちょっと前の流行言葉を使うことほど切ないもんってないわね)
ニューヨーク時代にあまりにも「アメリカンコーヒー」が不味くて(ありゃフランス人に馬のしょ◯べんって言われてもしょうがないわよ)、それ以来フィルターのコーヒーはほとんど飲まなかったのだけど、ここに来てそれすらもまろやかで旨味があるから、嬉しいったらないわ。 しかもフィルターコーヒーでも充分のワクワク感がえられます(やばい?)。
さらにはスウェーデンのコーヒーを美味しくしているものに質の高いミルクがあります。 カプチーノやラッテはロンドンではほとんど飲まなかったのに、ここに来てから飲むようになったのよっ。

食い物はSO-SOだとしても、コーヒーさえ美味しければかなり幸せになれるのでした。美味いカフェが徒歩5分圏内にあるのって本当に重要なのよ、for me!
ちなみにロンドン時代は美味いコーヒー飲みに地下鉄に10分揺られてソーホーまで行っていたという・・・(Nude EspressoFernandez and Wells

マルメでコーヒーのハズレはあまりないとは思うけど(好みによりますしね)いろいろ行った結果、うちの近くの
Element Cafeは中もくつろげてかなりお薦めします(お薦めしますシリーズ・・爆)。

きまっていつもCortado 一杯いかが?♡



2012年4月21日土曜日

「仏様のおかげ」です

都庁に勤めていた頃 ほぼ60年前(怖)


うちの母は当年とって83歳。
なんと昭和4年(1929年)生まれです。(注:あたしは母の遅い子なの。まさかまぁちゃん実は60とかなんじゃぁ、なんて思わないでちょうだいよぉw)
父の亡き後、一人でマンション暮らしをしていて、ご近所の皆様もご親切にしてくださることからあたしのほうも孤独死とかあんまり心配していません(全くと言ってはうそになるけど)。
いつもあたしがどこか旅行に出る時は事前に電話して行き先やら言うのに今回に限って言わずにミラノに行ったの。
ミラノでジョヴァンニが「僕のマンマ(78歳)が最近気力がなくて、1ヶ月に一人の割合でお友達が亡くなるからちょっと鬱っぽいんだぁ・・・。君もマンマを大事にしてあげてね。」なんて言うから、マルメに帰って焦って電話をしてみました。
いつも通り元気そうでミラノのこと(母と昔一緒に行ったから)30分ぐらい喋った後で、

「実は仏様のおかげで・・・・」と意味深に言うではないの。

あたしゃ500万円(☜現実派)ぐらいどこぞから転がり込んだのかと、嬉々として続きを待ったら
「 八幡さまの階段から転げ落ちたんだけど、6針縫って手首骨折しただけで死なずに助かったわ。足も丈夫。頭も打ってません。そのあと血だらけで◯◯医院言ったら看護婦さんが『ぎゃーっ!どうされましたかぁ?!』なんて大袈裟に言って。ふふふ。」
などと、のんきに言っている。
あたしゃ仏さんに感謝する前に母をスカイプで声割れるぐらい罵倒。
階段は気をつけろと普段から口酸っぱくして言っているのに、そこからダイブするとはどういう向こう見ずなババァだよっ!

 うちの母、ボケることが何よりも恐ろしいらしく(おかげさまでまったくボケていないので)◯◯医院に入院を薦められたのにそんな単調な生活を3日もしたら『ボケるから』と断り、左手にギブスはめたまま生活しているらしい。

おさーんに言うたら「おトイレやら料理やら大変だろうから、すぐ帰ってあげるように」とエアチケットをチェックして、一応母に言ったら案の定「帰って来ても4、5日だけなら逆にこっちが気ぃ使うからやめてね。あんたの食事とか作らなきゃいけなくなるわけでしょ。仏様のおかげでサトーさんもお隣の奥さんもいらっしゃるから大丈夫。」と言うじゃないの。
思った通りの返答だわ。
で、ここで皆さんは「お母様、まぁちゃんに心配させないためにそうおっしゃってるのよぉ。ほんとは帰って来て欲しいのよぉ。」と思う方がいらっしゃるでしょうよ。
絶対に帰って来て欲しくない、とは思ってないにしてもうちの母の場合ほとんど本気で言うてはるのよ、これ。経験でわかるのw
「あんたがいたらなんでも頼んでしまいそうだから、それでボケるのがイヤ」らしい。
Ω\ζ゜)ちーん

仏様ならぬスカイプ様々のおかげで、毎日2回電話しています。
これ、気丈にしているから言えるけど死んでたらもう悔やんでも悔やみきれません。
でも、死んでへんから言わせていただくけど、ほんとこれいいクスリ♪
階段は気をつけて、って普段言うてるあたしの話を明後日の方向いて聞いてるから「仏様」がこの経験を下さったの♪

それにしても、さすが僧侶に嫁いだだけあって二言目には「仏様のおかげで」を壊れた蓄音機みたいにリピートする母。
仏様のおかげであたしもおさーんに会えて、しかも外国に住んでるらしい。
まんざらうそじゃないかもだけど、このプチ貧と職なしはどうなのよっ、仏様っw
清貧に生きろってのかしらぁ?
ミラノやパリ酢に引っ越せるように、仏様にお願いしようっと。
Ω\ζ゜)ちーん&(-人-)ナームー...

真面目な話、皆様。親はいつまでも生きてないわよぉ。
疎遠になってたり、いがみ合ってたりして長く話してないなら、あたしが言うのも本当にナンだけど、電話の一本でもしてあげたら・・・ねぇ♡
仏様のおかげで、きっと会話もスムーズにいくわよぉぉ♡


2012年4月18日水曜日

アネットとの秘め事

ミラノから帰っていつも通りのイタリア熱にうなされていたけだるい午前11時。
いきなり電話が鳴った。
アネットが「今日はシナモンロール(スウェーデン語でカネルブーレ)作る日よっ!まさか忘れてないでしょうね。」と電話の向こうで捲し立てる。
やばっ、ブルーノ、ジョルジョ、ダヴィデに集中しすぎて忘れてた(爆)。
イタリアにアモーレしている間もなく、脱兎の如くルンド行きの電車に飛び乗りましたw

このアネット、名門ルンド大学病院の看護婦なんだけど、看護婦とっととやめるべきってぐらいのベーキングの名手。ベーカリーを営むおばさんからとことん仕込まれたらしい。

分量から手順まで丁寧に手取り足取り教えてもらいました。

出来上がったdoughをこねて伸ばすのに怪力がいりますw


この時を待ってました!というぐらいにオーブンの中で膨らみます


コーヒーもシナモンロールもイタリアに負けずとも劣らず♡

Heaven

タダでさえシナモンロールとかシナモンバンが好きなのに、こんなに表サクサク、中ジュワっと焼かれた日にはあ〜た、あたし3つも食べちゃって、イタリア帰りでデブデブなところなんてことしてくれるのよっ!みたいな。
Ω\ζ゜)ちーん

それにしても、口では「シナモンロール一緒に作りましょうね。」なんて言ってその後連絡なんてよこさない倫敦人や紐育人に比べてアネットの律儀なことと言ったら。
これから夜勤という前にわざわざ時間割いてくださったこと本当に感謝です。
シナモンロールのお味と共にその誠実さに大変感動しました。
一気にイタリア熱からも冷め(汗)とても有意義な午後でした。
Grazie mille(あらイタリア熱冷めてへんのか?)



2012年4月17日火曜日

Fiori Chiari Plates(おすすめしないシリーズw)

またまたミラノに行ってすまいます田喜頓(わかりにくw)。

今回の目的は友人のジョヴァンニと彼の友人何人かで共同出資して始めたレストラン、Fiori Chiari Plates (フィオリ・キアーリ・プレイツ)のオープンに伺うこと。
ホームページはもうすぐ公式公開。
開店したての試運転の状態の時どんなもんか見てもらいたいと言われ
「あ〜しもいろいろあって忙しいのよねぇ。でもどーしても来て欲しいって言うんだったらぁ。これから事務所通してちょうだいよぉ。 ( ーoー)y-~~~(桃井風)」と一応値打ちブッこくフリして、実は心の中わくわくでパンツも替えず飛行機に飛び乗ったのだった。
スウェーデン引っ越し後初めての海外旅行。
パスポートを見せないって、便利だわぁ。欧州、万歳っ。崩壊すんじゃねーぞぃ。

Brera界隈、夜もミラノのおしゃれ関係、金融関係の人達でかなり賑わっていて一瞬経済がヤバい国ということを忘れさせてくれます。


このレストランはブレーラ美術館からFiori Chiari通りを真っすぐきて人々がたむろしているコーナーからちょっと行った左側にあります。
間口も広く、中の様子も一目で判ってとても入り易い雰囲気。
キュートなバレエダンサーのルッジェーロと超大好きな♡ブルーノがお出迎え♡
席に着いたらプロシュットの盛り合わせ(普段は出ません・・・)と茶色の油紙に入った揚げたパンが出て来ました。この油紙にパンを入れてポンっとテーブルに置く所作がなかなか良いアイデアです。なくなったらドンドン持って来てくれて、近所のおばちゃんから駄菓子もらってる気分よ。こういう粋っつーか、スタイリッシュな演出がマルメ(往々にしてロンドンにも)ないのよねーっ。
肉料理と魚料理がなく、アペタイザーとパスタ類、サラダとドルチェのみ。
気軽に入れてパッと食べられる、をコンセプトにしているんだって。 
お値段が10ユーロを越えるものがほとんどなくて、あたしゃパスタ(ラディッキオのラザニア)とプンタレッレのサラダ、ドルチェはパンナコッタで多分20ユーロちょいだったような。
しかも、全てウ・フ・フに美味しいんですけど。(*^o^*)
ハッキリ言ってあんま期待してへんかったら(失敬)ちょっとびっくりしましてん。

ところで、このお値段設定ってファビュラスなミラーンでは普通なん?
あたしその前の日にあんまり食べたことすら書きたくない(言葉スーパー選び中)マグロのステーキをマルメで食べて、それだけで25ユーロだったんだけど・・・。
MilanoとMalmöつづりは似てるのに、ここまでちゃうかっ〜、な〜んてね。

もしかして、マルメに住んでるから(ロンドンに住んでる時もそうだったけど)こんなに美味しく感じるのかしら?
やだっ!
だったらイタリア在住の人には断固としてお薦めしませんっ!!!がはは。
でももし、万が一足踏み入れちゃって(爆)、ジョヴァンニの友達の日本人の紹介でーっ!とか言ったら、ただで100万ユーロの笑顔もらえます。
Ω\ζ゜)ちーん Lucky you!

ちなみにあたしここのレストランの環境音楽を選ぶ「ミュージックソムリエ」とやらに勝手に任命されましてん♡
タイトルもらう代わりにタダってどーよ。


2012年4月8日日曜日

人生初のイースターディナー

みなさん、イースターに関してどのような知識をお持ち?
キリストが処刑されて3日目に復活した日だということを知ってる人、キリスト教徒以外(特にエキゾチックジャパン)で何人いるかしら?
で、それぐらいはいくらなんでも知ってたけど、その復活した後40日間キリストさんて何してはったん?それって幽霊?w
これ素朴な疑問。つか、これってもしかして世界で知らんのあたしだけ??

ニューヨークに14年もいたのにイースターに関して、というかキリスト教の典礼全般においてはほとんど無知なあたし。(みなさん美術館に出向いたときラファエロとかの絵が聖書のどの場面を描いたのか判るの??)
もちろんアメリカでもイースターはあるけど、欧州の人ほどあまり重きを置いていないような。現にあたし、嫌われてたんかなんか知らんけど、イースターのディナーに一度も呼んで頂いたことありません。生徒達からイースターエッグの形をしたチョコレートはいただいていたけど、あたしのイースターとの関わりはそれぐらい。もちろんイギリスではいつがイースターすらも知らないような生活だったわー(涙)。

でもこのスウェーデン生活、ありがたいことにのっけからいきなりヨルゲン(おさーんの元同僚)の家族がイースター・ディナーにお招きくださいました。(号泣)

まず、行ったら老若男女が無言で卵に絵付け(爆)しててビックリ。
これってその人の芸術性如実に出るよねっ。
あたしもやりましたが絶対にお披露目なんてできますぇんっ。

真剣なヨハン♡22歳 Ω\ζ゜)ちーん ヤバい(意味不)

家族ディナーだったので全然飾り気ないのが良かった♡なぜ魔女が?
スウェーデンの復活祭の伝統で卵とニシンの酢漬けサーモンマリネなどをいただきます・・・て、いつものことやん(爆)
両脇ヨルゲンとアネット、とイケメンはアネットの息子。ヤバい♡

ちなみに家族と言っても、ヨルゲンの子供達二人、それに彼の今のガールフレンドのアネットの子供達二人、という構成でした。
スウェーデン、なんと離婚率が60%と極めて高く(あたしゃ90%の間違いじゃないの?って思うんだけどw)、こうやって「家族」が呼んでくれた時にその家族が日本の常識で言う「まっとうな家族」の確立は極めて低いの。
でもこれこそが今風でまっとうなスウェーデンの家族のありかたらしい。実にみなさん和気あいあいと楽しそうです。 たまにこういう集まりに「元旦那」が今の彼女連れて来ることもよくあり、こちら的には気を使ってしまうんだけどね。

この魚のアペタイザーと卵をいただいた後、メインディッシュはラムとミートボール(ってどない組み合わせよっ♡でも嫌いじゃないっ!)
あまりにも美味くてしかもバイキング形式だったので食料調達に非常に忙しく(爆)、写真撮るのすっかり忘れちゃった。


最後はイースターエッグを開けます。スウェーデンのありがちキャンディと映画券入ってました。

みなさん、こんなどこから来たんかわからんようなあたしに(爆)優しくしてくださって本当にありがとう(号泣)。
もぎたて果実のような本場スウェーデン産イケメン達もいたし、すごく楽しかったです♡
また来年も是非呼んでちょうだい♪がはは。



この家の本棚、もはや芸術だと思う

2012年4月1日日曜日

癖になりそ♪

うちの近所に表から見ると開いてんだか閉まってんだかわからない、ドアを開けようとしてもウンともスンともいわない胡散臭そーな骨董品屋さんがあります。
ウインドウに置いてあるものが多過ぎて中の様子もわかりません。
今日、前を通ってみたら表に誰も買わないようなLPレコードが詰まった箱が置いてあったので、いくらなんでも開店していると思い、おそるおそる年代物のドアをギィィィィと開けて入ってみたら・・・・。

そこは目も眩むようなアンティークのワンダーランド。

亡くなられた方達がこの世に残して行ったもの、ある人たちにはすでに必要のなくなったものの大井戸端会議場だったのっ!
アンティークの食器やらLPレコードやらランプやらがこれでもかというぐらい所狭しと置いてある。
まるで10人のお婆ちゃんの家が10畳ぐらいのところにぎゅぅっと押込められた感じ。



置くとこないからLPレコードの箱の上にスティグ・リンドベリ(Stig Lindberg)のBersaシリーズのお皿がのっている(大汗)。
こんな不安定なところにええのか?!と、びびってると、親切そうな、しかもここの商品の一個かと見まごうような、完璧に一世紀時代を間違えてる格好のお爺さんが登場。

「いらっしゃい。ベルサシリーズ好きなの?こっちのブロ・ヒュサール(Blå Husar)のほうが希少価値あるからいいんでねの? 作られてた時期も限られてっから。これ滅多にでねのよぉ。」の図。☟


多分マニアの方ならこちらをン万払ってもお買いになると思うけど、ほれ、あたし北欧初心者。つかベルサ2枚のお代金であっぷあっぷのド貧困。
まったく知識のないうちのおさーんにいたっては横で「この葉っぱの皿、こんなにするんのげぁぁ?」と泡吹きながら逃げ腰になっている。
( ̄▽ ̄;)

あたしがこの一番上の棚に置いてあった人形にこころ魅かれていたら(このくたびれた男の)・・・


爺さんが横から突然、

「あんたっ、リサ・ラーション(Lisa Larson)知っとるけ?」と言う。
「あの猫の焼き物で有名な?」と聞くと、
「日本人、猫好きだねぇ。今猫ないんだけんどヴィンテージの馬とアシカと男の子あるよ。男の子はテディベア抱いてるやつあるけんど・・・ごそごそ・・・ほりゃっ!」
と、LPレコードの上に置いてきた。




がゔぁゔぃゔぃぃぃぃぃ!!!
 (;´༎ຶД༎ຶ`)

全っ部、欲しいぃぃぃぃ。(アシカの写真は撮れず)
お値段聞いて(リサさんの相場は全く不勉強だったので)
「あら゛!!お高いのねー。またお金貯めて来ます。今欲しいキャノンのレンズあるのよー。」と、意味のわからないことぶつぶつ言いながら出てきました。
「このリサ買わねんだ。買わねんだ。へぇ。ま、ご縁だからね。」というお爺さんを後ろに・・・。

蓄音機用のレコード一枚(200円)買ったら優しく拭いて下さいました(涙)



うちに帰って買ったばかりのベルサのお皿をMacの横に置きそれを愛でながら、日本のサイト調べてみたら、え?ええええええぇっ!日本じゃハンパなくお高いの、ねっ!!

・・・からだ売ってでも、おさーんドついてでも、薦められたものみんな買ってくりゃよかった(バブルの申し子)。
Ω\ζ゜)ちーん

やっぱり戻って、あのリサの3つ全部買おうっ!
と、店に韋駄天真っ青の早さで引き返してみたら・・・え?えええ??
あろうことか店があったはずの場所が・・・こつ然となくなっていた。
あの古ぼけた扉がどこにも見つからず、コンクリートののっぺりとした壁になっている・・・。
え?お爺さん、ど、どこ行っちゃったの?
隣のビューティーサロンに冷や汗もんで入って、ぜーぜー言いながら店のおばさんに聞いたら「はぁ?そんな店昔あったけど30年前ぐらいにもうないわよー。あなた夢見てるんじゃないの。大丈夫ぅ。はーはーはーっw」
などと言っている・・・。
リサ・ラーションもレコードもお爺さんも夢だったのっ?!?!?



エイプリルフール、よろしく。Ω\ζ゜)か〜ん。
戻ってへん、戻ってへん。

お店情報、載せません。(味噌にもク◯にもならんブログ)
買って日本に送って下さい、手数料払いますから、も一切受け付けませんからー(これエイプリルフールちゃうで)。 あしからず。ちゅ。
m(_ _)m
お爺さんによるとディーラーが年に二回日本から来て「すごく高く日本で売ってるんじゃなかんべかなぁ・・・。」らしい。

ここはあたしが折角見つけた宝のようなお店ぇぇぇっ!誰にも教えないわーっ!と、感極まって山海塾みたいな顔して狂乱の舞を踊っていたら、うちのおさーんが眉毛つり上げて「一ヶ月に1個にしときなさいっ!!」ってわけのわからん釘さしてきやがった・・・。

みなさん、北欧の食器、ことにグスタフベリなんかにハマるっていうけど、最初東京のどこぞのデパートで見た時には
「へぇ、そんなもんかねぇ ( ーoー)y-~~~」などとあんまり興味なかったのよ。
でもホンモノ、特にヴィンテージを手に取ってみた瞬間虜に。
また、この店(店って大事よ)とこの全盛期の遺物みたいなお爺さんというセッティングもあたしの心を煽る演出だった。
手に取った時にあの心の奥底がホンワカぁ♡と暖かくなる感じっていったい何?
陶器なのになんだか絞りたてのミルクみたいな滑るようなあの不思議な感触って・・・。そりゃ北欧女子じゃなくてもハマるわ、あれに、な。

それにしてもこのマルメ、なかなか面白い店が多くてあたしゃかなりウホウホである。
なかでもライト(ランプ)と家具とアンティーク(北欧もの)は素晴らしい。どの店も空いていて、ものすごく店員さんも親切で丁寧なのよぉぉ(大涙)。買わないで見て回るだけでも1日では足りません。小さい街なのに、ね。

みなさんも、勝手に是非(爆)。



家に連れてきた最初の2枚です♡末永くよろしく♡